読書マンになる。

今年度から新社会人になります。昨年(大学4年時)から読書の魅力に気づき、色々な本を読んできました。本で学んだ知識や知恵を様々な方々と共有していけたらいいなと思っています。Twitter→@bookreadkun

「ちょっと今から仕事やめてくる」を読んで

 おはようございます。昨日、Twitterのフォロワーさんが読んでいた本で気になった本があったので早速買ってきて読みました。

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『ちょっと今から仕事やめてくる』(北川恵海 メディアワークス文庫

 正直知らなかったのですが、このタイトルに惹かれて買いました。凄く好評らしく5月27日に映画が公開されるらしいです。それでは、この本を読んだ感想を書いていきたいと思います。

 まずこの小説について大まかな概要を言いますと、ブラック企業に勤める主人公「青山」は精神的に疲れ切って線路へ倒れそうとしたところを「ヤマモト」という人物に助けられます。青山は彼を知りませんが、ヤマモトは小学生の頃の同級生だと主張しました。青山は仕事の愚痴や相談事をしながら徐々にヤマモトと仲良くなっていきますが、ある日、このヤマモトは小学生の頃の同級生でもなく赤の他人だということを知ります。「赤の他人をなぜここまで?」気になった青山は彼の情報を調べ始めましたが、実は彼は3年前にブラック企業での激務に疲れて自殺してしまっていたという記事を見つけます。彼はいったい何者なのか、なぜ死んだはずの人物が目の前にいるのか。最後はものすごく感動しました。

 この本のタイトルにもなっていますが、主人公の青山が放った「ちょっと今から仕事やめてくるわ」という言葉、読み終わったあとに見るとさらにスッキリした感情になりました。ヤマモトが発した「人生は誰のためにあると思う?」という言葉に僕も凄く考えさせられました。半分は自分のため、もう半分は・・・

 某大手広告企業で自殺してしまった方も大きなニュースになっていました。大手だから安心、というわけでもないですよね。僕も明日に入社式を迎えましたが、辛いときにはまたこの本を読み直してみようかな。映画も公開されるらしいのでぜひ観に行きたいと思います。