読書マンになる。

今年度から新社会人になります。昨年(大学4年時)から読書の魅力に気づき、色々な本を読んできました。本で学んだ知識や知恵を様々な方々と共有していけたらいいなと思っています。Twitter→@bookreadkun

「コンビニ人間」を読んで

 おはようございます。今日は1日中身体が重く、朝寝も昼寝もするという日でした。。体調は対して悪くないのですが今日は早めに寝ます*1

 

 さて、Twitterで読了ツイートという読んだ本を紹介するツイートがあるのですがそこでこの本が頻繁に出てきていたので僕も読んでみました。その感想を今回は書いていきたいと思います。

f:id:bookreadkun:20170501195344j:plain

コンビニ人間』(村田沙耶香 文藝春秋 1300円+税)

 「コンビニ人間」・・・いったいどういう意味なのか・・・

 本の内容はコンビニ店員である主人公の「古倉恵子」が仕事をこなしながら職場や旧友たちと過ごし、周りと違うことを受け入れながら生活していく様子を描いています。

 恵子は小さいころから周りと違う子でした。例えばとある日、公園で小鳥が死んでいるのを見つけ、周りの人たちが「お墓を作ってあげよう」と言っているのに対し、「せっかく死んでいるのだから焼き鳥にしよう」と発言したり。また学校でも男子たちの喧嘩を止めるために先生を呼ぶのではなく、スコップでその男子の頭を殴ったりととにかく変わった子でした。そのたびに学校に親が呼び出され、先生からも両親からも怒られ続けます。それらの経験から恵子は大人しく振舞うようになり、自分からはあまり意見を発さなくなりました。

 そして大学生になり、とあるコンビニでバイトを始めます。恵子は周りの真似をするのは得意だったのですぐにコンビニのバイトに慣れていきました。しかし、特に就職したいとも思わず、18年間ずーっとコンビニでバイトを続けていました。

 既に36歳。周りの人々も結婚も恋愛もしない、そして就職もしない恵子を変わった人だと決めつけ、家族まで早く結婚や就職をするよう促します。

 しかし、恵子は周りがなぜそう言うのか理解できませんでした。

 少しネタバレになりますが、恵子は「サイコパス」「物事を合理的に考えすぎてしまう」性質があり、それが治らずに苦労しています。いや、正直言うと苦労しているという感情すら読んでて感じませんでした。

 読んでるとなかなか理解できないところも多く、「う~ん」と感じる場面も多かったのですが、こういう人がいるのか!とか周りと違う行動をする人を「変わり者」と単純に片づける人たちへの批判を感じました。

 実は著者の村田さんは今もコンビニで働いているそうです。なんでもコンビニで働いていないと小説が書けない、とか。

 おそらくこの小説の「古倉恵子」はこの村田さん自身の様子でもあるのかもしれません。コンビニのバイトなしでは生きられなくなってしまう、まさに異次元の様子を見ることができる本でした。 

 芥川賞も受賞されている有名な本ですので知っている方も多いかもしれません。これを読んだ方がいらっしゃいましたらぜひ感想をお聞きしたいです。

 この記事が良いなと思っていただけたら下の☆マークを押していただけると嬉しいです。またこのブログは毎日更新しているのでぜひ「読者になる」ボタンを押してください!(^^)!

 よろしくお願いします。

*1:+_+