読書マンになる。

今年度から新社会人になります。昨年(大学4年時)から読書の魅力に気づき、色々な本を読んできました。本で学んだ知識や知恵を様々な方々と共有していけたらいいなと思っています。Twitter→@bookreadkun

「人と芸術とアンドロイド」を読んで

 おはようございます。今日は久しぶりに9時間ほど寝ました(^o^)/

 いつも朝早くに起きるのですが、それも考えず目覚ましもかけずにぐっすり寝ました!スッキリ!

 それでは今回はこの本の感想を書いていこうと思います。

f:id:bookreadkun:20170520142543j:plain

『人と芸術とアンドロイド』(石黒浩 日本評論社 1500円+税)

 大阪大学の石黒浩教授の著書です。最近では夏目漱石のアンドロイドを作ったことでも話題になりました。

 この本ではロボット(アンドロイド)を作る工程や、石黒さん自身のアンドロイドへの想いや今まで生きてきて感じた「芸術」の魅力が書かれています。

 まず、アンドロイドを作るところが印象的だったのでそこの様子から。

 材料などは主にシリコンを利用していますが、モデルとなる人物の型を取らなければなりません。その方法は歯医者が使う歯型をとる材料を全身に塗りつけ、その上から石膏をかぶせて固めていくいうものらしいです。

f:id:bookreadkun:20170520145846j:plain

 この写真は、石黒さん自身がモデルとなっているアンドロイドを作る途中の工程ですが、こんな感じで全身に石膏をかけられるみたいです・・・

 鼻の穴だけはかかっていないので息はできるみたいですが、かなりの恐怖らしいですよ。他にも女性アナウンサーがアンドロイドのモデルになったらしいのですが、この工程に恐怖を抱き、パニック状態になったらしいです。

 

f:id:bookreadkun:20170520150259j:plain

 それで出来上がった型が上の写真。

 これだけで既に石黒さんの雰囲気が出ています!!

 あとは色々機械などを内部に入れたりして作っていくのですが、まだまだ人間らしい動きが完全にできるわけではなく、材料の劣化などで不気味に見えてしまったりと、改善点は残っているようです。

 「人間とは何か?」という答えを見つけるために人間そっくりのアンドロイドを作っていく石黒さんの考えはもうロボット工学の領域にとどまらず、哲学や芸術の領域にまで入り込んでいる気がして読んでいてとても面白かったです。

 ただ、それと同時に技術にばかり重点をおき、芸術の分野を軽視する日本に対して言及している部分もありました。どうしても新しい発想は欧米からきて日本はそれを真似していく、そしてそれが当たり前のような感覚に陥っていると石黒さんは感じているようです。

 僕も凄く納得しましたし、その技術力すら最近は落ちてきている気がします。論文数も日本全体として減少傾向にあるらしいですし、世界的にも日本の占める論文数の割合も下がっているそうですし・・・

 この本を読んでアンドロイドだけでなく、海外の芸術なども見てみようかな~と思いました。海外旅行もいつか行ってみよう!

 

 この記事が良いなと思っていただけたら下の☆+マークを押していただけると嬉しいです。また、このブログは毎日更新しているのでぜひ「読者になる」ボタンを押してください。

 よろしくお願いします!(^^)!

 Twitter→@bookreadkun