石黒浩教授とアンドロイド

『人と芸術とアンドロイド』

おはようございます。おーみんです。

 

「アンドロイド」

 

皆さんはアンドロイドと聞いて、どのような印象を持ちますか?

大阪大学の石黒浩教授は「人間」がどういうものかを知るために人間そっくりのアンドロイドを作っているそうです。

 

今回はこの本を参考に、石黒教授とアンドロイドの様子を見ていきましょう。

書籍紹介

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『人と芸術とアンドロイド』(石黒浩 日本評論社 1500円+税)

『人と芸術とアンドロイド』を読んだ感想

石黒浩教授は最近「夏目漱石のアンドロイド」を作ったことでも話題になりました。

 

この本ではロボット(アンドロイド)を作る工程や、石黒さん自身のアンドロイドへの想い、そして今まで生きてきて感じた「芸術」の魅力が書かれています。

アンドロイドを作るところが結構印象的だったのでそこの様子だけ共有したいと思います(笑)

 

材料などは主にシリコンを利用していますが、モデルとなる人物の型を取らなければなりません。その方法は歯医者が使う歯型をとる材料を全身に塗りつけ、その上から石膏をかぶせて固めていくいうものらしいです。

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この写真は、石黒さん自身がモデルとなっているアンドロイドを作る途中の工程ですが、こんな感じで全身に石膏をかけられるみたいです・・・

鼻の穴だけはかかっていないので息はできるみたいですが、かなりの恐怖らしいですよ。

別の機会で女性アナウンサーがアンドロイドのモデルになったらしいのですが、この工程に恐怖を抱き、パニック状態になったらしいです(まあそりゃそうだw)。

 

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それで出来上がった型が上の写真。

 

これだけで既に石黒さんの雰囲気が出ています!!

あとは色々機械などを内部に入れたりして作っていくのですが、まだまだ人間らしい動きが完全にできるわけではなく、材料の劣化などで不気味に見えてしまったりと、改善点は残っているようです。

 

「人間とは何か?」という答えを見つけるために人間そっくりのアンドロイドを作っていく石黒さんの考えはもうロボット工学の領域にとどまらず、哲学や芸術の領域にまで入り込んでいる気がして読んでいてとても面白かったです。

 

しかしながら同時に技術ばかりに重点をおき、芸術の分野を軽視する日本に対して言及している部分もありました。どうしても新しい発想は欧米からきて日本はそれを真似していく、そしてそれが当たり前のような感覚に陥っていると石黒さんは感じているようです。

 

とりあえず、海外の芸術でも見てみようかな~。

アンドロイドに限らず想像力を豊かにしたいので色々なものに触れていきたいですね。

 

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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