栗城史多さんがエベレストで死亡。彼が伝えたかったこととは?

栗城史多さんがエベレストで死亡

皆さんこんにちは。おーみんです。

「エベレストへの挑戦」

5月21日(月)、エベレストに登頂中だった登山家の栗城史多(くりきのぶかず)さんがお亡くなりになりました。4月に日本を出発しましたが、7400m地点で体調を崩して下山中での出来事でした。

今回は栗城史多さんの数々の挑戦や周りから「無理だ!」と言われ続けても諦めなかった彼の信念と僕らが学ぶべきことをまとめていきたいと思います。

栗城史多さんの人物像

1982年6月9日生まれの35歳。登山家のイメージが強いですが、株式会社たお代表取締役でもあり、起業家としても活躍していました。

彼の登山スタイルは「無酸素」。通常標高8000mを超えるエベレストを登頂する際は酸素ボンベを使用する必要があると言われていましたが彼は絶対に使用しませんでした。

栗城さんは今回のを合わせて8回エベレスト登頂に挑戦しましたが、ことごとく失敗。彼はエベレスト登頂の中でも、難ルートへの挑戦を果敢にしており、2012年には凍傷で手指を9本も失ったりもしました。

なぜ栗城史多さんはこのような挑戦をし続けたのか?

栗城さんは今までエベレストに8回挑戦していましたが、1度も登りきることはできていません。2012年に手指を9本失った以降も2015年、2016年は難易度の高い「北壁ルート」へ挑戦するも失敗、今回に至っては今までよりも厳しい最難関ルートと言われる「南西壁ルート」からの挑戦でした。

当然専門家からは栗城さんの実力では登頂は不可能と言われ続けていたのですが、彼は何故挑戦をし続けたのでしょうか?

彼の信念が垣間見える言葉がオフィシャルサイトにあったため引用させていただきます。

最近は講演で学校や企業に行くと、「失敗は悪。失敗が怖い。できない。だからやらない方がいい」という否定の壁をよく感じます。

否定という壁が多くなれば、挑戦ではなく夢や目標を持たせない世界になってしまいます。

しかし、挑戦そのものを否定してしまえば、成功も失敗も何も得ることはできません。

その否定という壁を冒険の世界を通して少しでも無くし、応援し合う世界に少しでも近づきたい。

冒険の共有は、ただ登る姿を見せる登山でも、流行りの配信でもありません。

挑戦における失敗と挫折を共有します。

なぜなら本当の挑戦は失敗と挫折の連続だからです。

それを共有することで自分と同じように今、否定という壁に向かっている人、見えない山を登る全ての人たちの支えになり、自分の山登り(人生)を楽しめる人を増やしていく。

それが、僕の目指す頂の世界です。

 

引用元→栗城史多オフィシャルサイト

「失敗と挫折の共有」

最近は本当に保守的な人が増えました。日本から全然起業家が出てこない!なぜ?みたいなニュースが多いですが、日本特有の「失敗は悪!」という考えが浸透してしまっているからだと思っています。海外の学校では生徒たちは積極的に間違えたりするらしいですもんね。

栗城さんはこのような風潮を少しでも変えようと、「失敗することは恥ずかしくもないし、間違ったことでもない」ということを登山配信を通して失敗に怯える国民に伝えたかったのかもしれません。だからこそ一度も登頂成功していないのにさらに難易度の高いルートからエベレスト登頂を目指したりしたのではないでしょうか?

今回は残念ながら命を落としてしまう結果となりましたが、周りから「無理だ!」と言われ続けても挑戦を止めなかった彼の真意のメッセージはしっかり受け止めたいと思います。

エベレスト挑戦は無謀だったのか?

一方で彼のエベレスト挑戦は無謀であり、明らかに無理であるとも専門家の間では言われていました。

www.huffingtonpost.jp

登山ライターの森山憲一さんは2017年に自身のブログで栗城さんについて、「南西壁に関していえば、エベレストでも一番難しいルートで、日本人で『単独・無酸素』で南西から登頂できる登山家はいません。世界を見渡しても1人、2人いるかどうかというルートです。」と語っていました。

また、栗城さんの登山家としての実力も「大学野球選手がメジャーリーグの本塁打記録更新を目指すようなもの」と評価していました。

色々な意見はあるかと思いますが、確かにこれらの話を聞くと栗城さんのエベレスト登頂は無謀なものだったかもしれません。

まとめ 栗城さんが伝えたかったこと

このニュースに関して栗城さんに対して2つの捉え方があると思います。

  • 「挑戦し続けた英雄」
  • 「無謀な行為をし続けた愚者」

しかしながら僕は今回のニュースで栗城さんをどうこう判断する気はありません。大切なのは「彼が僕らに何を伝えたかったのか?」ということを正確に読み取ることです。

Twitterなどでは栗城さんについて「凄かった!」とか「無謀なことをした!」など様々な意見が飛び交っていますが彼が本当に伝えたかったことに注目がいっていない気がします。

「否定という壁を少しでも無くし、応援し合う世界に少しでも近づきたい」

これが彼の本当に伝えたかったメッセージです。

彼のメッセージをしっかりと受け止め、人生の生き方への教訓にしていきましょう。

 

では!最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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