住野よるの「また、同じ夢を見ていた」が切ない

『また、同じ夢を見ていた』を読んで

おはようございます。おーみんです。

「やり直したい」

人生で誰もが1度は思うことでしょう。「あの時こうしていればよかった」と後悔することも少なくはありません。今回は人気作家の住野よるさんの作品を見ていきましょう。

書籍紹介

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『また、同じ夢を見ていた』(住野よる 双葉社 1400円+税 257ページ)

『また、同じ夢を見ていた』の内容

主人公は小学生の「小柳奈ノ花」。彼女は凄く賢く、小学生ながら色々なことに疑問をもち、合理的に考える能力をもっていました。周りの小学生を「賢くない人」と見下していた彼女は当然、周りの小学生たちと仲良くはなれませんでした。

しかし、彼女には3人と1匹の友達がいました。

高校生の「南さん」、大人の女性の「アバズレさん」、年を取った「おばあちゃん」。

この3人は小柳の頭の良さを認めていましたが、それゆえに彼女が誤った道へいかないよう的確に生き方を教えてくれたり相談に乗ってくれたりしました。

学校の皆を「賢くない人」と決めつけ、見下していた小柳。彼女はあるときから隣の席の「桐生くん」と関わり始めます。自分の言いたいことをズバズバ言う小柳とは対照的で、まったく自分の本音が言えない桐生をやはり「賢くない人」だと思っていました。

前半は3人と1匹の友達との関わり、後半は桐生くんとの関わりが描かれています。

本を読んだ感想

実は、主人公「小柳奈ノ花」が関わっていた3人の友達は未来の彼女でした。

自分を過信し、周りを見下し続けた小柳が本来なる姿の彼女たち。その彼女たちが小学生の小柳が過った方向へ育たないよう、いい方向へ導いていきました。

小柳が精神的に成長するたびに、彼女たちは綺麗に消えていきます。そして二度と会うことはありませんでした。

住野さんの本は「君の膵臓をたべたい」なども読みましたが、独特な世界観ですよね。この作品は特に不思議感が満載だったのでよく内容が解釈できない人もいたのではないでしょうか?

個人的には「君の膵臓をたべたい」のほうが面白かったです(笑)

でも今回の作品も、周りの人のことを自分の中で勝手に「こういう人」だと決めつけちゃいけないということなど、気づかされることは多かったです。

住野さんの作品、また読んでみようかな~!

こんな人に読んでほしい!

・学生(若ければ若いほど良いと思う

 

若ければ若いほど良いと書きましたが、小学生が読んでも共感してくれるのかな・・・意外とある程度人生経験を積んできた今(20代前半)だから共感するのかも。

 

 

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